人形供養で感謝の気持ちを伝えましょう
ゴミ置き場に捨てられた人形を見て、悲しい気分になったことがないでしょうか。
彼らはただのモノではありません。
人に似せて作られ目を入れられた瞬間から命を宿しています。
増してや、同じ時間を一緒に過ごしてきた人形と別れなくてはいけないとき、無碍に処分するのは心が痛むものです。
そんなときは人間やペットと同じく、手厚く供養することで感謝の気持ちを伝えることができます。
千葉県の本光寺では、そんな人形供養を丁重にとり行なっています。
供養できるのは、ひな人形や五月人形を初め、縫いぐるみやダルマに至るまで様々です。
またそれらに纏わる品々、例えば鯉のぼり・羽子板や、人形が身に着けていたマフラーなどもお焚き上げすることができます。
供養する場合は、持ち込みかあるいは郵送(宅配便も含む)で本光寺に届けます。
いずれの場合もインターネットによる予約が必要です。
寺に届けられた後は、魂を抜く儀式が行われた後、お焚き上げ供養となります。
ちなみに、4月の第2日曜日には「人形供養大祭」が開催されており、当日持ち込みか郵送された人形たちを、大勢の人が見守る中でお焼香する形となっています。